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落葉キノコの探し方

「何ぼ探しても見つから無ねえ~!」とお嘆きの貴方に・・・ 落葉キノコ【花猪口(ハナイグチ)】の探し方を伝授~っ。 ( ̄。 ̄)b 門外不出 あ~んど 一子相伝であ~る。 アノネ 彼女とか奥さんとか・・・  (/^o(・・*)フムフム 大事な人にしか教えちゃダメなんだよ~ チャウヤロ! (≧∇≦)/☆(.. )

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スゥイールス・クリントニアヌス??


敵を知れ!!何ぞと偉そうに言うておるが、実はワシも良く解かってはおらん。
(#^.^#) エヘッ
何せワシ実践的なタイプなんで、学術的な事はちと苦手であ~る。
で、Wikipedia見ていたら・・・

Wikipedia ハナイグチ ⇒ ハナイグチ(落葉キノコ)

スゥイールス・クリントニアヌス(Suillus clintonianus (Peck) O. Kuntze)なる記述がある。
もしかして・・・コレ?
花猪口色の比較
「~かさの赤みが強く~」の記述には良く当てはまっておる。
右側のはシロヌメリイグチじゃ。
この赤いのそんなに珍しくは無いが、ある程度場所が限られておる。
一般的な黄色の(真ん中)に比べて軸が太い傾向があるので、
菌糸が力を付けた時に出て来るタイプなのかなあ~と思っておった。
「胞子がやや幅広い点」は老眼の始まったワシには確認出来んから、
「肉を傷つけると淡桃色ないし淡サケ肉色に変わること」を
今度調べて見ようと思う。
もしかしてワシ「日本での最初の記録者」に成っちゃうの???

(/-\)いやーん

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爆発しとります。

さて、今年の状況であるが・・・・
τΩΩΩττΩτΩΩΩΩτ く("0")>なんてこった!!ラクヨウだらけだあ~!!
ニセコ近辺は爆発しとります。

ほれっ!
10月5日落葉キノコ
10月5日朝8時半から2時まで2人で採った量じゃ。
30kgちょいある。
次の日も同じ位、そのまた次の日は時間早めに切り上げて半分程。
流石に3日目は飽き・・いや違った・・疲れが出て、早々退散。
国有林なんで何処までも広く、キリがない。

平成24年は残暑でなかなかキノコが出れず、ニセコ近辺は3年程不作~並作の状況。
それが10月頭の気温低下、土砂降りの雨と雷等々の条件が重なり爆発しとります。
とは言うものの、採れん人には採れん。
何故なら探す場所がちと違うからなのであ~る。
菌根菌なんだから探す場所は唐松の周り限定なんだけど、
ライバルの存在を忘れてはならん。
幾ら爆発的に出てても、誰かが採った後には無い。
よって他の人が探さない場所を探ねばならんのだ。
  

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まずは、敵を知れ!(2)


さて本日は、敵の特徴をもう少し詳しく話す。

まずは名前。
あっちこっちの地方で呼び方が違うとややっこしいので、
日本中で統一された名前『標準和名』というものがある。
アヤツは【花猪口(ハナイグチ)】という名前である。
各地方で呼ばれている名称は地方名・別名と称され併記される。
地小坊(ジコボウ)・ラクヨウモタセ、北海道での呼び名ラクヨウ等は
全て地方名で、正式な場では標準和名が使用される。

次に生えてる場所。
発生場所:唐松林内等の地上。
ア~、ココ ( ̄。 ̄)b 微妙に大事です。地上であ~る。
何故「等」が付いて居るかは後で話す。

根っ子から栄養を吸収するキノコなのだから、出るのは土の上。
どんなにソックリさんであろうが地上でなければ別物なのだ。
キノコにおいては「解からん物は食うな!」が鉄則であ~る。
(^~^)モグモグ  ( ̄* ̄ ) ニガ~  w(°o°)w おおっい!!
ワシ1回だけ地上スレスレに露出した根の上に出てるラクヨウを見た事があるが、ソンなのは例外中の例外で普通は無い。

出て来る季節。
発生時期:ものの本によると・・・「初秋~秋」である。
まあ、それ以外書き方無いよね~。
こちらの地元では、「御盆過ぎたら・・・」「雪が降るまでは・・・」と云われておる。
( ̄~ ̄)ウーン・・・秋って言われてもね~

とお悩みの方、具体的に言うと発生条件は地温が17度以下に下がってからです。
解かったよね?
\(。・_・。)/ ハーイ、益々解かりませ~ん。

( ̄~ ̄;) ウム。さも有りなん。実はワシもわからん。
       一々温度計持って行く訳じゃ無いし・・・
       怪勘で札幌からニセコ近辺まで来れっかよ~ ダネダネ。

然らば、外に置いてある車のフロントガラスに朝方水滴が付くのを目安にするが良い。
車庫に入ってる車のフロントガラスを見たりする「オチャメさん」や
夜に雨が降った事を知らずにいる「慌てん坊さん」は・・・
(-"-;)  八百屋に行ってラクヨウが並んでたら採りに行きなさい。

まあ、カレ等にはカレンダーも予定表も無いから、冷夏なら早まり残暑なら遅れる。
ワシが見つけた一番早いラクヨウは8月7日であった。2本出てた。
今年(平成24年)の出始めは9月20日で、ぽっきり3本採った。
9月29・30日の土日は・・・( ̄ー ̄)ニヤリ 

花猪口(ハナイグチ)
特徴:花猪口はイグチ科 ヌメリイグチ属で唐松に特異的に寄生(共生?)する外性菌根菌である。
傘は若いうちは半球形で、成長すると平らに開き、古くなったものは縁が反り返る。
傘の表面はなめらかで赤褐色(陽に当たって無い場合は黄色)をしており、
裏面は管孔となっていてヒダは無い。
傘の裏の色は始め鮮やかな黄色で古くなると茶褐色~灰褐色に変化する。
裏面に強く触るとスポンジ状の管孔が潰れ、茶変する。
雨後や湿った環境にある場合傘の表面にヌメリを生じる。

柄にはツバがあり、若いうちは傘の縁に付いているが、成長に従い離れる。
柄の表面の色はツバから上が黄色で、下は茶褐色を帯びる。
柄の内部は詰まっていて、淡い黄色~鮮やかな黄色をしている。
雨後等には傘同様にツバ・柄にもヌメリを生じる。
柄の最下部(石突き)の部分は白い菌糸に覆われている。
柄はシーズンの初めは柔らかく、秋が深まるにつれ石突きの方から硬くなる傾向がある。

石突きの下に白い綿のような菌糸がマット状に広がって居る場合は、
まだキノコ(子実体)を形成する余力がある場合が多く、
早い話4日~1週間以内に「まさにソコ!」にキノコが出て来ます。
周りの落ち葉をかき集めて菌糸を覆い、乾燥しない様に現場を保存すべし。
ハナイグチ菌床

( ̄▽ ̄)b 言うておくが、3日以内に見に行っても無駄じゃ。
何故ならば3日以内に収穫出来る位であれば既に2~3mmの子実体が形成されている筈だからじゃ。
次に採りに来れん事が判っていても、お布団はちゃんと掛けてあげる様に。
メッチャ小さな赤ちゃんが出番を待っているかも知れんし・・・
そうでなくても来年は大きなキノコが出てくるやも知れん。

情けは人の為にでは無いぞ。いずれ自分に返って来る。

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まずは、敵を知れ!(1)


( ̄^ ̄)オッホン では始めるぞ。
まずは~、「敵を知れ!」じゃ。

落葉キノコ【和名:花猪口(ハナイグチ)】とは・・・。これじゃ~!


花猪口(ハナイグチ)


なぬ。「そんなこたあ~知ってる」だとお~。

v(ー_ー)チッチッチッ 甘~い!

然らば、こやつが「菌根菌(きんこんきん)」だと知っておるか?
トンチンカンでもキンコンカンコンでもないぞ。
こやつは落葉(ラクヨウ)【和名:唐松(カラマツ)】の木の根に菌糸を伸ばして
養分を吸い取る(寄生する)キノコなのだ。
かの有名な松茸(マツタケ)も・・・ワシは貧乏なので、本物は喰ったことが無い・・・
同様に菌根菌なので同じ場所に生える。
松茸は赤松林に生える事で有名であるが・・・
ハイマツ・エゾマツ・トドマツ等他の松からも生える。

しか~し、ハナイグチはカラマツのみじゃ。

d(^0^)b 偉い!実に偉~い!絶対浮気しない御主人みたいでア~ル。

良いか、今大事な事言ったぞ キョロ(・.・ )( ・.・)キョロ 誰も盗み聞きしてないか・・・

( ̄д ̄) エー 「そんなの誰でも知ってるよ~」

v(ー_ー)チッチッチッ  2度甘いゾ。

カラマツF1(またはグイマツF1)を知ってるか?
巷では「落葉キノコの出ない落葉畑」として田舎伝説となって居る。
(ー"ー ) 伝説に対して都市伝説なんだから・・・ブツブツ・・・

カラマツは比較的成長の早い樹種ではあるが、更に成長の早いグイマツの特徴と
鼠害に強い点を取り入れる為、カラマツとグイマツを掛け合わせた品種が出来ておる。
それがカラマツF1(またはグイマツF1)なのだ。

絶対浮気しない御主人は絶対浮気しない。よって・・・
例え双子の様にそっくりでも、間違って浮気しちゃったりしないのでアール。

で、どれだけ似てるかと言えば・・・親子程も似てるのだ~!てか、親子だし・・・

どだ~。
「落葉キノコは落葉畑(北海道ではカラマツ林をこう呼ぶ)に行けば良い」と
簡単に考えて無いか~??

では、続きはまた今度。

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